父の帰り、母の引越し。

4 8月

住宅ローンが滞り出した1ヶ月~3ヶ月の間の督促状や督促電話で、母はノイローゼになり私も日々の暮らしに困り、母もさんまの缶詰を食べる日々にうんざりだったのでしょう。出て行く当てはあるのか心配しましたが、父が帰ってくる1日前に母は引越ししました。最後に「話したいことがある」と母に言われて、泣けるような話なのかと期待をしていると、「ウォシュレットを外す時は、あっちの棚に元から付いている便座が残っているから」と言われました。笑いの神様はこんな悲惨な状況でもいるんだなとました。私は少々法律を学んだことがあり、父には任意売却後の自己破産を勧めました。そこで、この状況ではにっちもさっちも行かないので、父に帰ってくるよう電話をしました。別居した2年で、思いました。出ていき、離れる最後の時にもっと話すことってあるでしょう?なぜ便器で話が終わったのか、呆れると同時に笑ってしまいました。
父はというと任意売却後の自己破産を考えているようでした。30年以上暮らしたこの家が売却されてしまうんだ・・・と父が帰ってくる1日前、母の荷物がなくなった閑散とした部屋で一人、壁を撫でて、慣れ親しんだマンションに「お疲れ様」と言いました。

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